ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART64
日経平均は朝方年初来高値を更新して2万1900円まで上昇したが、後場はずっとマイナス圏で推移した。2万2000円の大台に近づいたことで国内勢の利益確定売りが目立ったとされる。先週まで相場をリードした半導体関連株や自動車などの輸出関連株に売りが多く出たようだ。半導体関連株が売られた要因の1つに、先週のビットコインの不自然な急騰がある。2日にビットコインがわずか1時間ほどで2割も急騰したのは、価格操作ではないのかとの見方が有力になり、ビットコインのマイニング需要の急増に期待した半導体関連株人気が一服したようなのだ。これには伏線があって、先月下旬に米大手の仮想通貨運用会社がSECに提出した報告書によれば、世界81ヶ所の交換所の売買状況を分析したところ、95%の取引が偽装の可能性があるというのだ。似たような報告やレポート、論文は以前から知られているため、それほど目新しい話ではないが、上昇相場が一服したり、下落に転じる時にはこうした悪材料にスポットが当たるものである。
