2019-04-03

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米中貿易戦争は終わらない PART62

今日の日経平均は200円余り上昇して2万1700円台と今年3番目に高い水準で引けた。3月の配当落ち分172円を加算すれば、ほぼ2万1900円となり、今年の最高値をつけたことになる。日経平均が大方の予想に反して2万2000円の大台に急接近している背景には、今月24日、25日に予定される日銀金融政策決定会合で、追加緩和が行われるとの観測が強まっていることがある。日銀の追加緩和観測が強まったのは、トランプ政権だけでなく、FRB内でも利下げの必要性を訴える勢力が増えているからだ。追加緩和の効果が出るまでには時間がかかるため、消費税増税対策の一環として追加緩和を行なうならば、今月がタイムリミットに近いと見られる。さらに言えば、安倍政権としても今月の統一地方選や7月の参院選前に株高へ誘導したいという思惑もある。仮に日銀が追加緩和を行なうとすれば、これ以上の国債購入は事実上不可能なので、ETFの購入拡大が有力な選択肢になる。日本では10連休が目前に迫ってきたため、わざわざこのタイミングで株を買い増す投資家も少ないと見られてきたが、政策金融決定会合が連休直前の25日に行なわれることで、その前に空売りの...