2019-03-29

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米中貿易戦争は終わらない PART61

日経平均はどうにか2万1000円の大台を維持して期末を通過した。今日は上海総合株価指数が朝方から急騰(終値は3.2%上昇)して今年の最高値圏まで戻ったため、米中通商協議の合意が近いことを示す材料が出たことも大きかった。来週は月曜日から新元号や日銀短観の発表がある。新年度相場入りで外国人投資家のテクニカルな売買も増えそうだから、株価の振幅はかなり大きくなるかもしれない。今月はメガバンクや地方銀行が決算対策で持ち合い株を久々に大量に処分したとされるが、決算対策売りは銀行だけでなく、事業会社もかなり大規模に行なったようである。もちろん、銀行が売れば事業会社も持ち合っている銀行株を売るのだが、それだけではなく、コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)に沿って資本効率を上げるために持ち合い株を売る企業が多かったという。そうした決算対策売りがなくなるだけでも、株式市場のムードはかなり変わってくる。もちろん、月末の10連休に備えた売りも増えるだろうが、すでにそれを見越した空売りも相当に入っているはずである。12日のオプションSQで相場の流れが大きく変わるリスクはあるものの、10連休を悲観し過ぎ...