ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART56
今日は再び悪材料が噴出して日経平均は一時300円超下げたが、引けにかけて下げ渋った。大きかったのは昨日のライトハイザーUSTR代表の議会証言だった。米中通商協議について「合意に向けた最後の段階にある」と述べたものの、最終合意に達するかどうかについては言及を避けたという。昨日の日経平均の急反発はライトハイザー代表と中国の劉鶴副首相が電話協議をしているとの報道が好材料視されたものだった。ほかに今日は、昨日の英議会でEU離脱案が再び大差で否決されたことも悪材料視された。これ自体はほぼ市場の想定通りだが、EUの景気減速が長期化するとの懸念が一段と深まったのは間違いない。さらに今日は1月の機械受注統計が市場予想の1.7%減の3倍に達する前月比5.4%減となったことから、機械や電子部品株が大きく売られた。2月の中国の携帯電話出荷台数前年同期比で20%減と急減したことも半導体や電子部品株には大きく響いた。経済統計の発表はどうしても1~3ヶ月遅れるので、5月以降にならないと米中貿易摩擦の好転を織り込んだ数字が出てこない。米中首脳会談が4月にずれ込む可能性が高まっている以上、しばらくは慎重に行動すべきだ...
