ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART52
米中貿易協議で追加関税の引き下げや撤廃を議論していると伝えられ、今日の日経平均は先週末に続いて200円超の急伸となった。米中首脳会談が今月27日前後に開く方向で調整中と伝わったことも好材料視された。上海総合株価指数は一時3%超急騰したが、大引けでは1%強上昇して3000ポイントの大台を回復している。以前、当欄ではトランプ政権のキーマンがロス商務長官からムニューシン財務長官に代わり、米中貿易協議を主導することになるという趣旨のことを書いた。中国に課している制裁関税の引き下げや撤廃を最初に予言したのはムニューシン財務長官であり、やはり私の見立て通り、ムニューシン長官の発言には今後も注目が怠れない。米中が制裁関税撤廃を決めた場合、世界経済に与える好影響は相当なものがある。日本は今週末がメジャーSQのため、中国株ほどそれを株価に織り込めていない面があるが、今月開始予定の日米FTA(自由貿易協定)交渉を悪材料視した空売りも相当入っているようである。目先は2万2000円の大台を目指した攻防戦になると思われる。
