2019-02-20

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米中貿易戦争は終わらない PART49

トランプ大統領は再び米中通商協議の延長を匂わせた。きのうからワシントンで次官級の通商協議が再開され、明日からは劉鶴副首相が訪米して閣僚級の協議も再開される。NYダウが最高値まであと3%強まで上昇してきたことを考えれば、米中協議は部分的にせよ、合意することは間違いなさそうだ。これは上海総合株価指数が急騰していることからも、確度が高い見方と言える。従来、米中協議の合意期限である3月1日は最大限の警戒が必要な日だった。しかし、トランプ大統領は3月1日が「魔法の日」ではないと発言。また、「多くのことが起こるかもしれない」とも述べている。これをもって協議期限が延長されると解釈されているわけだが、報道によると、米国側が最も重視している知的所有権の侵害や技術移転の強制などの構造問題で中国側の歩み寄りは非常に少ないようである。日経平均は今日、一時200円近く上昇して2万1500円に肉薄したが、そこで海外勢からと見られる先物売りが大量に出て、一時は前日比変わらず近辺まで急落した。例年2月中旬からは3月期末に向けた決算対策売りも増えることから、今後は一時的に戻り売りにも警戒する必要があるだろう。ただ、3月...