ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART51
今日の株式相場は盛り上がりに欠けたものの、日経平均株価は107円高の2万1556円と終値ベースの戻り高値を更新して引けた。基本的には、今日から始まった米朝首脳会談の結果待ちで、積極的に上値を買う向きは少なかったようだが、もし今回の米朝首脳会談で朝鮮戦争の終戦宣言が現実のものとなれば、日経平均はあっさりと2万2000円台に乗せるだろう。もちろん、北朝鮮の核廃棄が不確実な中での終戦宣言は常識的には有り得ない話である。しかし、非常識極まりないトランプ大統領ならやりかねない。市場では終戦宣言は難しいとの見方が大勢であり、それが実現できなくても株価が急落するようなことはないだろう。逆に、実現すれば核ミサイルの脅威に晒されている日本市場にとっては想定外の好材料になり得る。一方、米中貿易戦争に次ぐ懸念材料だったブレグジット(イギリスのEU離脱)に関しては、メイ首相が昨日の議会演説でEU離脱期限(3月29日)の延期を初めて今後の選択肢に加えると発言。延期する場合は最大6月末までと期限も設定したため、これまで根強く囁かれていた3月危機説はほぼ解消されたと見ていい。
