ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART36
米国では政府機関の一部閉鎖が今日で過去最長の25日に達した。メキシコ国境の壁建設予算の計上を強行しようとするトランプ大統領と野党民主党のバトルはもうしばらく続きそうだが、民主党が妥協しない場合は非常事態を宣言して国防費から費用を捻出する可能性も少なからずあるという。それでも米国株は底堅く推移している。これは前回指摘した暴落防護チームの功績が大きかったと言っていいだろう。暴落防護チームの最大の功績は、FRBのパウエル議長に「金融政策を柔軟に見直す」と言わしめ、利上げを事実上凍結させたことだ。トランプ大統領は12月のFOMC(連邦公開市場委員会)で利上げが決定した後、パウエル議長の解任を検討するとツイッターに投稿するなど、FRBの利上げが株価暴落の原因だと怒りをあらわにしていた。そこでムニューシン財務長官に暴落防護チームを10年ぶりに召集させ、間接的にパウエル議長に金融政策を転換するよう迫ったと考えられる。年末の株価暴落で大儲けした一部のヘッジファンドは、勢いに乗って年明け後もデリバティブを駆使して株価の売り崩しに動こうとしていたはずであり、それを暴落防護チームが自粛するようゴールドマン・...
