2018-12-19

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米中貿易戦争は終わらない PART30

今日のソフトバンクのIPOは大失敗だった。しかも、個人投資家に多額の評価損を発生させた罪は重い。同社に限らず携帯各社は政府から通信料金の4割値下げを迫られている上に、ソフトバンクはファーウェイ製の設置済みの基地局を全て他社製に置き換える方針と伝えられている。宮内社長は年間75円の配当を2~3年維持したいと発言しているが、それが実行できる保証はない。4割の通信料金値下げがなければ、数年分の期間利益でファーウェイ製の基地局を他社製へ切り替えることが可能だろうが、4割値下げしたら利益の大半が吹っ飛びかねない。しかも、来年中には次世代の5Gへの移行を控えており、その関連の巨額の設備投資も必要になる。またソフトバンクは2~3年かけて人員の4割をAIなどの成長分野へ配置転換することで、値下げしても収益が大きく下振れることはないとしているようだが、基地局を他社製に切り替えたり、5Gへの移行作業などで、人員をそんなにリストラできるのかという疑問が残る。いずれにしても、ソフトバンクの投げ売りが一巡しないことには、個人投資家の動揺は収まらないだろう。今はセリング・クライマックス的な状況ではあるものの、基本...