ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART28
メジャーSQを通過した途端、再び日経平均は先物主導で大きく値を下げた。ということは、SQ直前まで日経平均を高く誘導し、踏み上げ相場を演出した投機筋が結構いたと推測できる。また、彼らがSQを通過した途端にドテン売りに回った可能性も否定できない。いずれにしても、目先は実需ではなく、投機筋による先物を使った空中戦の影響が極めて大きいため、年内は引き続き「生き残りモード」で体力温存に努めるのがベターだろう。また、年末が近づくに連れ、今年前半に人気化した銘柄の換金売りが目立つようになってきた。それは当然、「利食い売り」ではなく「見切売り」の方が多いのだが、税金対策に伴う「損出し売り」や「合わせ切り」も少なくないようだ。「合わせ切り」は利益の乗った銘柄と、損失の出ている銘柄を同時に売って譲渡益がゼロに近づくようにする節税対策。「損出し売り」も既に源泉徴収された課税分を少なくする手法で、どちらも例年、この時期になると急増する傾向がある。このため、クリスマス辺りまでは、この1年で大きく上がった銘柄と大きく下がった銘柄は、税金対策売りの対象になりやすいので注意が必要だ。
