ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART21
2025年の大阪万博開催決定は日本に小さな神風をもたらした。それは株式市場だけでなく、経営者や消費者のマインドを明るくしたという意味でも日本経済にかなりプラスに働くと言えるだろう。とりわけ、経営者や投資家は東京オリンピック後に経済が停滞すると見る向きが非常に多かったから、大阪万博開催がマインド転換を促す効果は相当に大きいと推測される。ただし、国内機関投資家や外国人投資家は基本的に月末か来月1日開催予定の米中首脳会談待ちの様子見である。米中で事実上の休戦協定が合意されるとの見方が増えつつあるが、トランプ大統領のことだからフタを開けてみないとどうなるかわからない。その一方で、ヘッジファンドのポジション解消・換金売りは峠を越したようである。もちろん、ヘッジファンドの換金売りは例年12月のメジャーSQまで続くので、まだ安心はできない。しかしながら、NYダウに比べて日経平均の底堅さが目立つようになったところから見て、日本株に関してはヘッジファンドのポジションは総じて「売り長」であり、米国株に関しては「買い長」であると推測できる。それがヘッジファンドのポジション解消・換金売りによって日本株の底堅さ...
