ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART6
NYダウは先週末に287ドル高と急反発したものの、週明けの日経平均は423円安の2万2271円と逆に急反落してしまった。日経225先物は夕場で5時半現在、そこからさらに約200円安い2万2070円で取引されている。ムニューシン米財務長官が日米TAG(物品貿易協定)交渉で、為替条項を要求すると伝えられたことで、輸出関連株に幅広く売りが出たようだ。さらに、今日はもう1つの大きな悪材料が飛び出した。サウジアラビア政府に批判的なジャーナリストの殺害にサウジ政府が関与したとの疑惑が浮上したことだ。これにより、サウジ政府とソフトバンクが共同出資する10兆円ファンドに対する先行き不安から、ソフトバンク株が7.3%安と急落したのである。正直なところ、この2つの悪材料で日経平均が423円安と軽症で済んだのは意外である。もちろん、日銀のETF(上場投資信託)買いの思惑もあったのだろうが、やはり悪材料発表と同時に空売りの買い戻しに動くファンドが多数あったに違いない。今回の世界同時株安は2月のVIX(恐怖指数)ショックの焼き直しではあるが、VIX指数は先週末のピーク28.84ポイントから大幅に下がって、現在は...
