ブログ(会員限定) 世界貿易大戦 PART14
きのうの日銀の金融政策決定会合で、株式ETFの購入配分の見直しが決まった。これまで年1.5兆円買っていた日経平均連動型のETFの購入枠をゼロにするのではないかとも事前には予想されていたが、フタを開けてみると、ざっくり3分の1程度に減らすという結論であり、予想されていたほどの悪影響も今のところ出ていない。気の早い投機筋は、日経225型ETFの購入枠削減でファーストリテイリングやファナック、ソフトバンクなど品薄の日経225採用銘柄が急落すると予想して空売りポジションを積み上げていたようだが、大方裏目に出ている。逆に、TOPIX(東証株価指数)型の購入枠が約1兆円増額されることで、品薄で、かつ、PBRの低い地銀株や親子上場関連株が引き続き買われている。必ずしも日銀のETF購入枠見直しだけが原因ではないが、今日の東証一部値上がりランキングでは、上位30社に親子上場関連株が11銘柄、地銀株が2銘柄ランクインした。株式新聞の私のコラム「株式調査ファイル」では、日銀のETF購入見直しで親子上場関連が狙い目だと詳しく書いたが、この追い風は日銀のETF購入終了まで続くと見ていいだろう。
