2018-07-20

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世界貿易大戦 PART10

日経平均が2万3000円の大台に近づいた途端、やはり悪材料が噴出してきた。今日は直近の人民元の急落(きのうは対ドルで0.9%も下げた)が警戒され、前場中ごろから日経225先物に大量の売りが出て、日経平均は午前10時台に前日比100円高から220円安へと一気に320円ほど急落した。前回も書いたように、先週6日からの急反発で株式市場には強気に転換する市場関係者が急激に増えたものの、私はまだ弱気から抜け出せないでいる。そもそも、トランプ大統領が仕掛けた世界貿易戦争の悪影響が、景気指標や企業業績という形で表に出てくるのはこれからであり、単に株価が空売りの買い戻しで勢い良く上がってきたからといって、そこで強気に転換するのは筋が通らない。米国発の貿易戦争で世界がこれだけ混乱しているにも関わらず、日経平均は今年1月につけた27年ぶりの高値から現時点でわずか5%ほどしか下げていない。つまり、長い目で見れば、これだけ歴史的な悪材料に直面していながら、日経平均は十二分に高い水準にあるわけだ。世界経済や企業業績が、かつてないほどの不透明感にさらされながら、27年ぶりの高値水準にある株を買うというのは、正直な...