ブログ(会員限定) 世界貿易大戦 PART3
日経平均は今日、一時500円超下がり、5月30日につけた2万1931円のザラ場安値を割り込んだ。今週末に予定される米中の追加・報復関税の実施日を控えて、買い持ち高を減らしたり、新たにヘッジ売りを出すなどの、ポジション調整の動きが広がっている。ただ、今日の急落は欧州系のCTA(商品投資顧問)による売り仕掛けが要因との見方が有力だ。現物株が薄商いの中を先物主導で急落したのが何よりの証拠である。米中の報復合戦がどのような結末を迎えるのかは、現時点では米中の当局者周辺のみぞ知る機密事項だし、もう少し突っ込んで言えば、中国側はトランプ大統領の意向を掴みかねているので、中国当局者にもどんな結末が待っているかは知りえない感じなのだろう。いずれにしても、今週末の天王山まで、極力新規投資は控えて生き残りモードに徹すべきだ。今日、メキシコで対米強硬派の左派大統領が誕生したのも気になる。米国株式市場が比較的堅調なので、今週末の大イベントを軽視する向きも多いようだが、それはとんでもない間違いである。
