ブログ(会員限定) 3年ぶりのCGコードの改定と朝鮮戦争終結の思惑 PART14
トランプ大統領が6月12日に予定されている米朝首脳会談を延期するかもしれないと発言したことで、日経平均は一時310円安(終値は270円安の2万2689円)と3月28日以来の下げ幅となった。トランプ発言を受けて、きのうのNYダウも一時200ドル安と急落している。日経平均はほぼ2ヶ月近く、大きな押し目を作らずに反発を続けていたため、買いのポジションが積み上がっていた面がある。今日は日経平均採用のファーストリテイリングなどの値嵩株が軒並み急落したので、裁定解消売りがかなりの規模で出たのは間違いない。中国大手通信機器メーカーZTEの制裁緩和を大筋合意するなど米中貿易摩擦が大きく改善していたところに、それに急ブレーキをかけるトランプ発言が出たことは、北朝鮮の非核化を巡る駆け引きが水面下で激化していることの証拠と言っていいだろう。米朝首脳会談が延期または決裂した場合、日経平均は1000円前後下がっても不思議はないと私は言い続けてきた。ただ、今回のトランプ発言は、段階的な非核化で譲らない北朝鮮・中国に対する牽制球の意味合いが濃い。米国側も北朝鮮がCVID(完全で検証可能かつ不可逆的な非核化)を受け入...
