2018-05-09

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3年ぶりのCGコードの改定と朝鮮戦争終結の思惑 PART8

トランプ大統領は昨夜、イラン核合意からの離脱を表明した。本来は今週末12日に発表する予定だったが、なぜか3日前倒しになった。この決定を受けて日経平均は一時140円ほど下落したが、今日が日本株にとってSQ2日前の「急落の急所」であることを考えると、むしろ日本株は底堅い展開になったと言える。米国がイラン核合意から離脱するかどうかは今年最大級のイベントと市場では認識されていたが、相場が荒れなかったのには大きな理由がある。イラン核合意は米欧6カ国とイランが結んだ合意だが、今回、英独仏が米国に追随せずに協定に残ることを表明したため、イランは引き続き核開発を自粛し、弾道ミサイルの射程延長に関する開発も自粛することになった。これにより、欧州の地政学的リスクが急拡大することはなくなり、景気の減速懸念も杞憂に終わりそうな見通しになった。原油価格はイラン核合意離脱の発表と同時にWTI先物が一時急落したが、現在は71ドル前後と今年の最高値圏まで戻っている。さすがにイランの隣のトルコの通貨トルコリラは急落したが、中東の地政学的リスクはとりあえず地域限定で高まったに過ぎないようだ。NYダウも夕方5時40分現在の...