2018-03-30

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「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART21

貿易戦争懸念が後退する一方で、米ITバブルの崩壊懸念が高まっている。ただ、トランプ大統領が昨日、ツイッターでアマゾンを税金の不払いや、小売店を大量に倒産させたなどと批判したものの、ネットニュースで同様の内容が一昨日報じられていたこともあって、アマゾン株は逆に材料出尽くしで1%強反発した。一昨日までの2週間余りで約1割急落していたナスダック指数も、昨日は114ポイント高の7063ポイントと大幅高した。鉄鋼やアルミ、中国製品などへの制裁関税も、今回のアマゾンに対するツイッター口撃も、トランプ大統領がそれを実行に移す前に関係する企業の株価は大きく急落している。情報が漏れている部分もあるのだろうが、トランプ大統領が大統領選当事から発言していたことは、今になって政策として実現してくることが非常に多い。特に、アマゾンなど米国企業と言えども、トランプ大統領に敵対する勢力に対しては容赦なしだ。この点で気をつけなければいけないのは、対米貿易黒字がメキシコと並んで非常に大きいのにも関わらず、何ら譲歩策を示していない日本に対する制裁である。同盟国で唯一、鉄鋼とアルミの追加関税の対象になったことを甘く見てはい...