2018-03-14

ブログ(会員限定)

「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART16

きのう行なわれた米ペンシルベニア州の下院補欠選挙は、民主党候補が勝利した模様だ。開票率は通常投票が100%で、共和党候補との差は500票余りと大接戦になった。現在開票中の不在者投票の結果次第では共和党候補の逆転もあるという。ペンシルベニア州はUSスチールとアルミ最大手のアルコアの地元であるために、トランプ大統領が直前になって追加関税という禁じ手を使ったテコ入れ策をしても共和党候補が勝てなかったことは、中間選挙の結果にも影響するだろう。トランプ大統領は今朝方、中国のIT機器や家電製品などに総額600億ドルの追加関税をかけると表明。これが実現した場合、米中の貿易戦争は避けられなくなる。また、ティラーソン国務長官の解任に加えて、米退役軍人省の長官も解任する方向と伝えられ、日米とも政治情勢が混迷してきた。今週末は米国市場がトリプル・ウィッチング(メジャーSQ)で相場の振幅も一段と大きくなると覚悟しておくべきだろう。様子見に徹するのがベターと思われる。