ブログ(会員限定) 「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART14
日経平均は寄り付きで230円ほど上げて始まり、10時過ぎには500円を上回る上げ幅になった。これはトランプ大統領が北朝鮮の金正恩委員長との米朝首脳会談に応じる意向だと伝わったことが原因。ただ、その後は急速に伸び悩んで、日経平均は1時半過ぎには一時マイナス圏に転落。大引けでは101円高と3桁の上げを維持したが、上値の重さを改めて思い知らされる展開だった。トランプ大統領は昨日、鉄鋼とアルミに追加関税を課す大統領布告に予定通り署名したが、それと同時に重要な同盟国は対象外にすることや税率を柔軟に決定する権限を政府に付与した。これが日本時間で今日の早朝だった。最終的に追加関税がどうなるか判明するのに数ヶ月かかると言われている。来週13日のペンシルベニアでの下院補欠選挙が終われば、トランプ大統領は一段と追加関税の悪影響を取り除く動きに出ると思われる。ただ、11月の中間選挙までは貿易戦争を煽って、白人中間層の票を取りに行く選挙戦略を進めるシナリオに変更はなさそうだ。日本株は今回の世界同時株安で主要国として最も値下がり率が大きいだけに、トランプ政権が世界に向かって貿易戦争を仕掛け、ドル安を誘導する政策...
