ブログ(会員限定) 「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART12
日本株は二番底を模索する動きに入った。市場で防衛ラインと言われてきた200日移動平均線(2万1185円)を5ヶ月ぶりに割り込み、日経平均株価は終値、ザラ場ベースともに先月14日の安値(終値2万1154円、ザラ場安値2万950円)を割り込んだ。トランプ大統領が鉄鋼とアルミに追加関税をかけると宣言したことで、貿易戦争懸念が高まり、個人投資家の押し目買い意欲を削ぐ結果になったことも日本株の下落に拍車をかけたと言えるただ、トランプ大統領の追加関税発言は来週13日にペンシルバニア州で行なわれる下院補欠選挙と、11月の中間選挙に備えた選挙対策の側面が強いことを念頭に置いておく必要がある。鉄鋼25%、アルミ10%という追加関税は、中国や韓国といった特定国ではなく、すべての国に適用するという点で実現性に疑問が残る。米国では今回の追加関税は「新国境税」などと報道されていて、大事にはならないとの論調が多い。というのも、これは大統領令で行なわれる一時的なもので、議会の立法措置を伴う恒久的なものではないからである。いわば、大統領選挙での公約を果たすアリバイのようなものと考えるべきだろう。とはいえ、それによって...
