2017-06-19

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割安株の逆襲

日経平均は再び2万円の大台に乗せてきた。先週末のNYダウが終値ベースで史上最高値を更新したことや、ドル円相場が111円前後で落ち着いていることを好感したようである。ただ、ナスダック市場はコミー前FBI長官の議会証言後からすでに1週間以上低迷していて、米国ではナスダックのハイテク株の売りが止まっていないのが実情である。それを尻目に、日本の新興市場は上値追いが続いている。ナスダック・ショックが織り込まれたのは僅かに1日で、東証二部を含めて直近では新興3市場がナスダック株離れを起こしている状況である。それもあって、直近で割安株(バリュー株)の物色人気が再燃してきた。中でも超がつくほどの割安株は水準訂正が本格化しつつある。税効果や特別利益を含まない実質低PERランキングで、上位の常連銘柄の水準訂正が3月以来、かなり目立つようになってきた。プラント建設中堅の高田工業所は、4月につけた安値から直近高値まで約3割上昇。1年10ヶ月ぶりの高値をつけた。それでもPERは5.1倍にとどまる。同様に、中堅化学メーカーの田岡化学は4月の安値から4割水準訂正したものの、こちらもPERは5.9倍程度だ。このほか実...