ブログ(会員限定) 米外交政策の急転換を織り込む相場に PART4
世界同時株安ならぬ「日本株突出安」はようやく是正され始めた感じである。米軍のシリアへのミサイル攻撃以降、暗礁に乗り上げていたトランプ政権の政策は明確に動き出している。昨日は近くオバマケア代替法案が議会に再提出されるとか、ムニューシン財務長官が早期に税制改革法案に取り組むといった報道があり、ナスダック市場は史上最高値を更新している。やはりトランプ政権が軍産複合体と和解した影響は非常に大きかった。そもそも今回のシリアや北朝鮮情勢の緊迫化で株価が急落したのは日本だけだったし、逆に日本株が円高の進行で下値を切り下げている間に、欧米市場は空売りの買い戻しが進んで史上最高値や年初来高値圏まで一気に水準訂正してしまった。1月中旬から3月まで猛烈な勢いで日本株を売り越していた外国人投資家も、今月に入ってからは買い越し基調に転換している。つまり、この局面で投売りしたり、売り急いだりしていたのは日本人だけと言い換えてもいい。ゴールデンウィーク危機のアノマリー(理論では説明できない規則性)や、来週から本格化する決算発表を控えて、個人投資家が弱気になるのは致し方ないことで、今回は売り方に見事にはめられてしまっ...
