ブログ(会員限定) 国境税調整の衝撃 PART11
先週末の米雇用統計は市場予想を大幅に上回る内容だった。それを受けてNYダウは186ドル高の2万0071ドルと急伸したが、ドル円相場にはほとんど影響せず、112円台半ばで帰ってきた。ただ、前回指摘したように112円の壁は厚く、東京市場でも112円19銭を底に切り返した。ちなみに、ドル円相場は去年の10月5日から75日移動平均線が下値抵抗線となっている(それまでは上値抵抗線)。以来、ドル円相場が75日移動平均線を割り込んだのは米大統領選直後の一瞬だけだった。今日時点でそれは111円70銭近辺だが、今回も75日線が強力な下値抵抗線になりそうな気配である。今日4時半にトヨタ自動車の決算発表があった。通期の最終利益を1兆5500億円から1兆7000億円に上方修正したものの、先週末発表したホンダの大幅増益(通期の最終利益を58%増の5450億円としたが、これは従来予想を約3割上回る水準)とは違って、26.5%の減益予想である。もっとも、トヨタの決算発表と同時に始まった日経225先物のナイトセッションは1万9000円で寄り付いて1万9020円まで買われたから、トヨタの上方修正を好感したものと思われる...
