2017-01-30

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国境税調整の衝撃 PART8

2月10日にワシントンで日米首脳会談が開かれることになった。安全保障問題に加えて、TPP(環太平洋経済連携協定)に代わる日米二国間のFTA(自由貿易協定)が中心議題になると見られており、これを巡って株式市場は再び様子見ムードが高まってきた。トランプ大統領は今後締結するFTAには「為替条項を付ける」と明言しているため、やはり為替に敏感な輸出関連株はどうしても買いづらくなる。必然的に輸出関連株の寄与度が大きい日経平均には下落圧力が働く。トヨタやファナック、信越化学などの主力株はしばらく敬遠される状況が続くだろう。そうなると、目先的には消去法で内需関連株が選好されやすくなる。その中でも業績の上振れ期待が大きい銘柄となると、どうしても中小型株に注目せざるを得ない。今日、ジャスダックや東証二部、マザーズ指数などが揃って大幅に上げたのは、主力株からの資金シフトと見ていいだろう。今日は私が以前から講演会などで取り上げているデクセリアルズ(4980、旧ソニー・ケミカル)が先週末に続き、一時急伸した。業績の上方修正と、それを受けた岩井コスモ証券のレポート(投資判断を新規に強気の「A」、目標株価1450円...