ブログ(会員限定) 冷戦終結時並みの時代の変化に直面 PART2
先週末の米国株の急落は、秋の金融危機到来を予告するかのような“異様さ”があった。ただ、市況解説では来週20日、21日のFOMC(連邦公開市場委員会)や同じタイミングで開かれる日銀の金融政策決定会合を前に、前倒しでポジションを手仕舞う動きが加速したなどとされている。こう言われると、大半の投資家はそれで納得せざるを得ないのだが、私はどうもしっくりこない。先週末の日本のメジャーSQはほぼ無風で通過したものの、この日のNYダウは394ドル(2.1%)安と6月のイギリスのEU離脱決定(6月24日、610ドル安)以来の下げ幅になった。この日はナスダック総合指数、S&P500を含めた3指数が、いずれも大引け時に最安値をつける安値引けだった。NY市場のみならず、世界の株式市場に不穏なムードが広がりつつあるのは間違いない。秋に株価急落を伴う金融危機が発生しやすいのは、米株式投信の決算期が10月に集中し、換金売りや節税するための「合わせ切り(損の多い銘柄と利の乗った銘柄を同時に売って損益を平準化する)」が多く出ることが深く関係していると言われている。さらに、11月には12月決算のヘッジファンドのポジション...
