ブログ(会員限定) 新局面に突入した株式相場 PART7
日本時間で今夜9時半に発表される米雇用統計の数字は、来週の日本株とドル円相場に重大な影響をもたらすのは間違いない。前回も書いたが、その結果次第で米国が利上げに動くかどうか決まるといっても過言ではないからだ。非農業部門の新規雇用者数は18万人増との予想が中心値だが、好不況の節目と見られる20万人以下なら9月の利上げはないと見ていいだろう。そうなると、日経平均は1万7000円の強烈な壁を突破できずに、調整局面に入る可能性が高くなる。もっとも、市場予想が18万人なので(8月の新規雇用者数は、夏休みに入る企業が多い関係で季節的に下振れしやすいことが知られている)、日経平均もその数字を織り込んでいたため、1万7000円を突破できずに、その目前でもたついていたとも言える。これまでジャクソンホール会議での中央銀行総裁の発言や予告は、その後の金融政策の変更に直結することがしばしばあった。FRBのイエレン議長とフィッシャー副議長は今後の利上げを予告し、日銀の黒田総裁はマイナス金利の拡大を予告した。それがともに9月なのか、あるいは米大統領選後の12月なのかが大問題なのだが、それを決める目安になる今夜の米雇...
