ブログ(会員限定) 米大統領選様子見モードに突入 PART2
今週に入って世界的に株価が急落する局面が2日あったが、いずれもドイツ銀行の経営不安説が引き金になっている。きのうのNYダウは195ドル安で終わったものの、一時は274ドル安まで急落した。ドイツ銀行問題が米国の銀行株にも波及し、米銀の中では超優良株に数えられていた大手銀行ウェルズ・ファーゴの大規模な不正行為が蒸し返されて、きのうは約2%、月初からは13%ほど下げている(この株にとっては急落の部類である)。連れてシティ・グループやJPモルガン・チェースなども大きく下げた。欧州の大手銀行株はリーマン・ショック直後の安値水準に近づく銘柄が増えている。いつもなら欧州の金融不安は真っ先に日本の銀行株売りにつながるのだが、日銀のETF買いにより、日本のメガバンクや地方銀行の下げは相当限定されていると言っていいだろう。9月21日の総括的検証により、日銀のETF買いは日経225型が大きく減らされ、銀行株のウエイトが高いTOPIX型の比率が急増したので、欧州金融不安の波及が米国市場よりもかなり限定されたのが効いている。もともと、日本の不良債権処理は15年近くかかってしまったため、20年以上も前に終わらせて...
