2016-07

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ブレグジットで欧州金融不安が再燃

日経平均は今日、一時500円を超える下げになった。大引けにかけて200円以上戻して引けたが、再びヘッジファンドなどが1万5000円割れを目標に売り仕掛けに動いたのは間違いない。ドル円相場が一時100円55銭まで売られ、「円買い・株売り」の裁定取引が活発化する一方で、ブレグジットに怖気づいた国内機関投資家の押し目買いはほとんど入らなかったようである。今日はオプションSQの2日前で、いわゆる「急落の急所」だった。そこにタイミング悪く、イタリア第3位の大手銀行の不良債権が貸出額の40%以上に達していると伝わり、メガバンクの下げがきつくなった。みずほFG、三菱UFJFG、三井住友のメガバンク3行が年初来安値を更新した。先月末にIMFがドイツ銀行の問題を蒸し返し、金融システムに与える潜在的なリスクが世界のメガバンクの中で最大だとするレポートを発表。ブレグジットとイタリアの大手銀行の不良債権問題との合わせ技で、欧州金融不安が再燃する形になっている。ただ、日本は10日の参議院選挙が終われば、政策対応に動きやすい時間帯に入る。再来週からの決算発表シーズンに合わせて、円高による業績予想の下方修正が続出し...
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7月6日は絆の会のセミナーです

セミナーへのご参加、録音CDのお申込みをお受けしております。〇お申込みは↓○日時:2016年7月6日(水)18:30~20:30   ※18:10開場○会場:TKP新橋カンファレンスセンター 4階 カンファレンスルーム4A      東京都港区西新橋1丁目15-1 大手町建物田村町ビル    ★ 「西新橋」交差点(外堀通り×日比谷通り)の角のビルです。<交通> JR新橋駅 日比谷口より徒歩4分 東京メトロ銀座線 新橋駅 8番出口より3分 都営地下鉄三田線 内幸町駅 A3出口より1分
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英EU離脱が実現しないシナリオを織り込む相場にPART3

イギリスのEU離脱問題は長期化の様相を呈してきた。キャメロン首相は国民投票で自身がリーダーだった残留派が敗れた責任を取る形で辞任するが、9月に行なわれる与党・保守党の党首選で再び残留派と離脱派が激突することになる。つまり、9月にもう一度、国民投票のような混乱が起こる可能性が高いのである。そもそも、離脱派のリーダーで、ポスト・キャメロンの本命と見られていたボリス・ジョンソン前ロンドン市長が保守党の党首選に立候補しないことを表明。離脱派は既に半ば分裂している。現時点では残留派のテリーザ・メイ内相(女性議員)が大差で独走している。メイ内相がキャメロンの後任になった場合、EUへの離脱通知は無期延期になる可能性も否定できない。今週末はオプションSQということもあり、急落の反動で、むしろ相場は堅調に推移しそうだが、目先は15日に上場するLINEを買うための換金売りが気になるところだ。また、今月下旬、は4-6月期の決算発表シーズンになるが、円高で業績予想の下方修正が続出しそうな点も要注意である。
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英EU離脱が実現しないシナリオを織り込む相場にPART2

イギリスのFT100指数は、きのう年初来高値を大幅に更新した。NYダウも英EU離脱決定前の株価水準をほぼ回復。こうなると、日本株の戻りの鈍さが際立ってくるが、これだけ円高が進んだ以上、出遅れているといって日本株に注目する外国人投資家は限られる。多くの日本企業にとって第一四半期がきのう終わった。今月下旬からは再び決算発表シーズンになるが、その境目で日本株にはちょっとした試練が待ち構えている。1つは7月15日に大型上場となるLINEのIPOがあり、その4日後(19日)にマザーズ先物の上場が控えている点だ。LINEの資金吸収額は約1300億円と伝えられている(NY市場との重複上場で、上場日はNYが14日、東京が15日)。これは今週新規上場したコーヒーチェーンのコメダの600億円弱の2倍に相当する。英EU離脱騒ぎで病み上がりのマザーズなどの新興市場にとっては、これだけでもかなりの波乱要因だが、その4日後のマザーズ先物の上場は、個人投資家が売買代金の7割を占める市場にヘッジファンドや高速取引などを行なう外国人投資家が入ってくることになり、かつてない大波乱要因になると言っていいだろう。マザーズ市場...