ブログ(会員限定) ブレグジットで欧州金融不安が再燃
日経平均は今日、一時500円を超える下げになった。大引けにかけて200円以上戻して引けたが、再びヘッジファンドなどが1万5000円割れを目標に売り仕掛けに動いたのは間違いない。ドル円相場が一時100円55銭まで売られ、「円買い・株売り」の裁定取引が活発化する一方で、ブレグジットに怖気づいた国内機関投資家の押し目買いはほとんど入らなかったようである。今日はオプションSQの2日前で、いわゆる「急落の急所」だった。そこにタイミング悪く、イタリア第3位の大手銀行の不良債権が貸出額の40%以上に達していると伝わり、メガバンクの下げがきつくなった。みずほFG、三菱UFJFG、三井住友のメガバンク3行が年初来安値を更新した。先月末にIMFがドイツ銀行の問題を蒸し返し、金融システムに与える潜在的なリスクが世界のメガバンクの中で最大だとするレポートを発表。ブレグジットとイタリアの大手銀行の不良債権問題との合わせ技で、欧州金融不安が再燃する形になっている。ただ、日本は10日の参議院選挙が終われば、政策対応に動きやすい時間帯に入る。再来週からの決算発表シーズンに合わせて、円高による業績予想の下方修正が続出し...
