2016-07-01

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英EU離脱が実現しないシナリオを織り込む相場にPART2

イギリスのFT100指数は、きのう年初来高値を大幅に更新した。NYダウも英EU離脱決定前の株価水準をほぼ回復。こうなると、日本株の戻りの鈍さが際立ってくるが、これだけ円高が進んだ以上、出遅れているといって日本株に注目する外国人投資家は限られる。多くの日本企業にとって第一四半期がきのう終わった。今月下旬からは再び決算発表シーズンになるが、その境目で日本株にはちょっとした試練が待ち構えている。1つは7月15日に大型上場となるLINEのIPOがあり、その4日後(19日)にマザーズ先物の上場が控えている点だ。LINEの資金吸収額は約1300億円と伝えられている(NY市場との重複上場で、上場日はNYが14日、東京が15日)。これは今週新規上場したコーヒーチェーンのコメダの600億円弱の2倍に相当する。英EU離脱騒ぎで病み上がりのマザーズなどの新興市場にとっては、これだけでもかなりの波乱要因だが、その4日後のマザーズ先物の上場は、個人投資家が売買代金の7割を占める市場にヘッジファンドや高速取引などを行なう外国人投資家が入ってくることになり、かつてない大波乱要因になると言っていいだろう。マザーズ市場...