2016-03-11

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週末にかけて再び相場は乱高下か PART3

私の予想通り、株式相場は大荒れの展開だが、原油価格の反発が続いていることもあって、短期的な株価の上昇トレンドは崩れていない。日経平均先物はきのう、夜間取引で1万6320円まで急落した。欧州中央銀行の追加金融緩和直後は1万7040円まで上げていたから、そこからは720円も急落したことになる。きのうの安値の1万6320円というのは、25日移動平均の1万6306円をギリギリ割り込まない水準であり、ここでも日経平均の上昇トレンドが崩れていないことを裏付けたと言える。欧州中央銀行の追加利下げは0.1%と小幅だったが、債券購入枠を33%拡大したのは大きなサプライズだった。こうなると、日銀も来週15日の金融政策決定会合で追加緩和に動かざるを得ないだろう。前回の会合で追加緩和に反対した審議委員が退任し、緩和積極派の桜井真・新審議委員が就任したことで、黒田総裁が追加緩和を提案すれば賛成多数となるのは間違いないと見られる。基本的に来週の最大イベントである日銀会合は、今日のように一時的には株価の下振れ要因になったとしても、結果的には株価のプラス要因になると見ている。