2016-03-04

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5兆円の追加景気対策が急浮上 PART4

世界同時株安の元凶だった原油の急落が止まり、反発に転じたことで、遅ればせながら世界同時株高の様相が強まってきた。もちろん、現時点ではまだ空売りの買戻しや、ドテン買いが主導しているだけで、中長期の投資マネーが株式市場に流れ込んで反発したというわけではない。しかも、今夜から再来週にかけては重要イベントが目白押しだ。まず、今夜の米雇用統計に始まり、来週10日には欧州中央銀行理事会、その翌日の11日は日本株のメジャーSQ、14〜15日は日銀金融政策決定会合と続く。おそらく、来週から相場は再び上下に大きく揺れる波乱の展開になるだろう。10日の欧州中央銀行理事会は、ドラギ総裁が追加金融緩和を予告しているため、ユーロを軸に為替相場は間違いなく荒れるだろう。同じく追加緩和を予告しておきながら、国債の購入枠拡大は見送り、政策金利の0.1%利下げだけにとどまった12月のように、今回も失望売りでユーロが急反発=円安が加速するという展開もあり得る。問題は、来週14、15日の日銀金融政策決定会合だ。欧州中央銀行が追加緩和に動けば、日銀も追随して追加緩和(マイナス金利の拡大)をせざるを得ない可能性があり、これが再...