ブログ(会員限定) 米中対立は新たな火種になるか?
きのうから米国でASEAN首脳会議が開かれている中、日本時間の今日、昼休み時間帯に中国が南シナ海の西沙諸島に射程200kmの地対空ミサイルを配備したとのニュースが流れた。日経平均は午前中に160円高まで上昇する局面があったが、このニュースで急落し、一時前日比で400円以上も急落した。もっとも、米軍は中国のミサイル配備を14日までに把握していたというから、今夜のNYダウには大した影響はなさそうだ。新たな地政学的リスクの高まりで、例によって原油価格はまたもや急落したが、これも一時的なものかもしれない。一方、前回書いたことに関連するが、ロシアとサウジアラビア、カタール、ベネズエラの4カ国が16日に石油相会合を開き、原油の増産を条件付きで凍結することで合意した。他の石油産油国が追随することが条件だという。欧米の制裁解除で原油の増産を計画しているイランは早速反対を表明したが、主要産油国で減産に向けたコンセンサスができつつあるのは確かなようだ。世界の原油生産は日量9600万バレル強あるが、余剰分は100〜150万バレルといわれており、産油国が1.5%の減産で合意すれば、石油需給はひっ迫し、原油価格...
