ブログ(会員限定) 原油の底打ち感が高まる PART2
先週末は米国市場のオプションSQ日で、NYダウは一時130ドル以上も急落する場面があった。しかし、大引けは21ドル安まで戻って、ほぼ1日の高値圏で引けた。それでも日経平均先物は、シカゴ(CME)で200円ほど安く引けていたし、ドル円相場も112円台に突っ込んでいたので、週明けの東京市場は急落してもおかしくはなかった。しかし、フタを開けてみれば、寄り後直後に150円安まで下がった日経平均は、午前10時過ぎに安値から370円も急反発して、前週末比で一時220円高まで上昇した。大引けも143円高の1万6111円と1万6000円の大台を回復して引けている。この背景には、やはり原油の底入れ感が高まったことがあると思われる。先週、サウジとロシアが主導する形で、主要産油国に原油の増産凍結を働きかけている構図が明らかになった。増産凍結を条件付きで表明したのは、ほかにカタールとベネズエラを加えた4カ国のみだが、これが協調減産に向けた第一歩になったことの意味は大きい。ここ1年ほどの原油価格は、実際の原油の需給ではなく、サウジアラビアのシェア優先方針や、OPEC(石油輸出国機構)内の結束の乱れなど、産油国の...
