ブログ(会員限定) 日銀マイナス金利導入のインパクト
前回の続きになるが、今日、新日鉄住金が傘下の日新製鋼の子会社化を検討すると発表した。親子上場の解消ではなく、系列会社の子会社化ではあるが、資本効率や生産性の向上という点では株価に大いにプラスである。トヨタに続いて日本を代表する企業の1つである親日鉄住金がコーポレートガバナンス・コードに沿って行動したという意義は大きい。5月中旬の決算発表をメドに出資比率などをつめて正式発表するという。現在の出資比率は8.3%で、新日鉄住金が筆頭株主。出資比率は51〜66%の範囲になるようだ。こうなると、他の大手企業グループに関しても、子会社の完全子会社化ばかりでなく、系列会社の出資比率引き上げ観測が今後材料視されると見ていいだろう。他の大手企業グループでやりそうなところは、日立、三菱重工、ホンダ、キヤノン、パナソニック、三菱ケミカルHDなどだろう。もちろん、トヨタが最も上場グループ会社が多いので、これが本命であることには変わりがない。二番手は日立である。日銀のゼロ金利導入で不動産関連や消費者金融などのノンバンク株が急騰する一方、一段と運用難に陥ると予想される銀行や生損保、日本郵政グループなどが急落した。...
