2016-02

ブログ(会員限定)

5兆円の追加景気対策が急浮上 PART2

先週末のG20(主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議)では金融市場の安定に向け、金融政策、財政出動、構造改革などすべての政策を総動員することを共同声明に盛り込んで閉幕した。新興国からの資本流出対策に関しては、資本規制を検討するとしたが、合意には至らなかった。いわば、事前に想定された金融安定化策はほぼすべて共同声明に盛り込まれたものの、やはり期待外れに終わったと言えるだろう。週明けの日経平均は朝方270円以上高くなる場面があったものの、大引けではそこから約440円も安い161円安で終わったことが、その期待外れ感を表していると言える。ただ、政策総動員が共同声明に盛り込まれたことで、日本政府は来年度予算での追加景気対策が一気にやりやすくなったと言える。というか、大型の追加景気対策をやらなければ、アベノミクスは崩壊すると断言してもよさそうだ。アベノミクスが始まって3年以上が経過したものの、安倍政権は安保関連法の成立に重点を置き過ぎたため、肝心要の成長戦略がほとんど実行できていない。昨年10-12月期のGDPはマイナス1.4%まで落ち込み、その後も株安による逆資産効果で個人消費が冷え込むなど、日...
ブログ(会員限定)

5兆円の追加景気対策が急浮上

来年度予算の審議中であるにもかかわらず、早くも与党内からは来年度予算での追加景気対策を求める声が上がっている。規模は5兆円で、発信源は自民党の二階総務会長のようである。これを材料に、株式市場では建設株や不動産株など内需関連株を見直す動きが活発化している。驚くべきことに、年初から2月第3週までの外国人投資家の売り越し額は、累計で約2兆6000億円に達している。これはリーマン・ショック時を遥かに上回る売り圧力だ。リーマン・ショック直後の2008年9月第3週から年末までの3カ月半の売り越し額が約2兆8000億円だから、今回はその半分の期間でほぼ同じ売り越し額に達しているのだ。ドル円相場についても、年初は120円40銭程度で、日銀追加緩和直後の1月末には121円60銭台まで円安が進んだ。ところが、2月11日には一時110円台に突っ込む局面があり、10円以上も円高が進んだ。実は、リーマン・ショック直後も劇的に円高が進み、ドル円相場は107円前後からわずか3カ月で87円台まで一気に20円も円高になっている。直近でこれだけ急激な円高が進み、外国人の日本株の投げ売りが続けば、まさに非常事態である。昨年...
講演会・イベントのご案内

株式新聞 月例セミナー

モーニングスター社・株式新聞主催、年間セミナー3月開催日毎月 第4金曜日です。2016年3月25日(金) 18:20~会場:東京証券会館1年間(12回)10万円、半年間(6回)6万円※遠方の方、お忙しい方には、録音テープ又はCD会員もあります!(料金は同じ)申し込みは、モーニングスター社へ        TEL 03-6229-0810 (受付時間 平日9:00~17:00)         FAX 03-3589-7963 (24時間対応)
講演会・イベントのご案内

絆の会・株式セミナー

3月の絆の会のセミナーは、3月16日(水)・神田です。皆さまのご参加お待ちしております。遠方の方はCDをご利用ください。○日時:2016年3月16日(水)18:30~20:30   ※18:10開場○会場:エッサム神田ホール1号館 3階 会議室       〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2 <交通>JR神田駅 東口(秋葉原寄りの改札) 徒歩1分 東京メトロ銀座線 神田駅 3番出口 前※エッサム本社ビルとは違います。 山手線から看板が見えるくらい近い場所です。 ~JR 神田駅 東口<秋葉原寄り改札>からの道順~①改札からまっすぐ進んで駅を出ると(東口)、線路の高架下の広い道に出ます。 そこを左に進んでください。②高架をくぐるとすぐに交差点があります。<神田駅北口> 駅を背にして対角線方向の角にスターバックスコーヒーがあり、その先に、 緑色の「エッサム神田ホール」の看板が見えます。③スタバのほうにわたってください。 角のスタバのすぐ隣はコインパーキングで、その隣のビルです。 1階の奥にエレベータがあります。〇お申込みは↓
講演会・イベントのご案内

証券スクール

証券スクール・オブ・ビジネス 「銘柄研究会」 2016年3月9日(水)18:30~20:00会場については、証券スクールにお問い合わせください。会場は証券スクールHPでご確認ください。    会費:8000円★参加できない方のためにDVD受講ありお申し込みは証券スクール・オブ・ビジネスまでTEL 03-3589-2481 (受付時間…日曜、祝祭日を除く10:00~18:00)
ブログ(会員限定)

原油の底打ち感が高まる PART3

世界同時株安の元凶とも言える原油安は、サウジ高官の二枚舌発言にも関わらず、やはり底打ち反転の様相が強まっている。しかしながら、直近では円高が原油安以上の悪材料に浮上してきた感じだ。今週末に上海で開かれるG20(主要20カ国財務相・中央銀行総裁会議)で新興国からの資本流出(通貨安政策)に関して、何らかの対策を共同声明かなにかで示さないと、円高が加速する恐れがある。悩ましいのは、G20後の3月10日にECB(欧州中央銀行)理事会が控えていることだ。ドラギ総裁はすでに追加緩和を予告しているため、ユーロがECB理事会に向けて急落しつつある。対円でユーロは昨日に続いて2年7か月ぶりの安値をつけた。また、ECB理事会前の3月4日には米雇用統計という大イベントもあるし、ECB理事会の翌日11日には日本株のメジャーSQが控えている。日銀の政策決定会合は14、15日であり、日銀が追加緩和に動くとしてもG20後2週間の日本株と円相場は再び大荒れとなるリスクをはらんでいる。とはいえ、これらのイベント・リスクは、それなりに株価や為替相場に織り込まれているのも確かだろう。直近のユーロ安や円高は半端ではないし、そ...
ブログ(会員限定)

原油の底打ち感が高まる PART2

先週末は米国市場のオプションSQ日で、NYダウは一時130ドル以上も急落する場面があった。しかし、大引けは21ドル安まで戻って、ほぼ1日の高値圏で引けた。それでも日経平均先物は、シカゴ(CME)で200円ほど安く引けていたし、ドル円相場も112円台に突っ込んでいたので、週明けの東京市場は急落してもおかしくはなかった。しかし、フタを開けてみれば、寄り後直後に150円安まで下がった日経平均は、午前10時過ぎに安値から370円も急反発して、前週末比で一時220円高まで上昇した。大引けも143円高の1万6111円と1万6000円の大台を回復して引けている。この背景には、やはり原油の底入れ感が高まったことがあると思われる。先週、サウジとロシアが主導する形で、主要産油国に原油の増産凍結を働きかけている構図が明らかになった。増産凍結を条件付きで表明したのは、ほかにカタールとベネズエラを加えた4カ国のみだが、これが協調減産に向けた第一歩になったことの意味は大きい。ここ1年ほどの原油価格は、実際の原油の需給ではなく、サウジアラビアのシェア優先方針や、OPEC(石油輸出国機構)内の結束の乱れなど、産油国の...
ブログ(会員限定)

原油の底打ち感が高まる

今日はNY市場のオプションSQ前日だったが、NYダウは40ドル安と小幅安で大した波乱なく終わった。これに対して、先週の東京市場のオプションSQ前日(11日)は祭日で東京市場は休場だったこともあったが、円相場は海外市場で前日の115円台から一気に110円台まで急伸し、日経平均も翌日には1万4865円と1万5000円の大台をあっさり下回る始末だった。年初からの世界同時株安で、NYダウは昨年8月につけた安値1万5370ドルを一度も割り込まなかった。そして1月20日に1万5450ドル、2月11日に1万5503ドルと下値を切り上げる三点底の形になっている。米国株の堅調さの背景には、ドル安と自社株買いの二大要因があるものの、やはり原油の下げ止まりが相当効いていると見るべきだろう。前回書いたように、今週16日にはロシアとサウジアラビア、カタール、ベネズエラの4カ国が石油相会合を開き、原油の増産を条件付きで凍結することで合意した。これはそもそも、サウジが1月にロシアやOPEC(石油輸出国機構)各国に5%の減産を水面下で呼びかけたことが開催のきっかけになっている。OPECの盟主とも言えるサウジは、昨年1...
ブログ(会員限定)

宝島社からムック本が出ました

2月13日、『億儲ける株100』 (別冊宝島 2432)が発売されました。書店、Amazonなどでお求めください。定価 1296円(税込)★Amazon購入サイトはこちら
講演会・イベントのご案内

2月のセミナーCD販売中!

2月17日のセミナーを録音したCDを販売しています。ぜひご利用ください。お申込はこちらから↓