ブログ(会員限定) 甘利大臣のスキャンダル発覚で日本株は底入れか? PART4
前回27日の当欄では次のように書いた。「正直に言って、私は去年の12月最終週から、日本株に対して相当弱気になっていたのだが、このニュース(トヨタのダイハツ完全子会社化)で強気に宗旨替えすることにした。それくらいのインパクトである。」この日の講演会でも、冒頭から私が強気に転換したことを主張している。で、2日後の今日、日銀がマイナス金利の導入を柱とする追加緩和を決定し、日本株の底入れがほぼ確定したと言っていい。正直に言って、日銀の意表を突くマイナス金利導入で、株式市場のムードは一変した。円高・株安の負の連鎖が断ち切られる一方で、対外的には甘利スキャンダルを打ち消すほどのインパクトがあった。いわば崩壊寸前のアベノミクスを日銀のバズーカ3が救った格好である。私は昨年12月から日銀のマイナス金利導入を予想していたが、日銀ウォッチャーの専門家ほど、それには否定的だった。大方のプロの予想を裏切ったからこそ、今回の追加緩和は株価にも円相場にも劇的に効いたのである。マイナス金利の導入で最もメリットが出るのは金利負担の大きい不動産やノンバンクなどの業種だろう。銀行は保有していた国債を売って、日銀の当座預金...
