2016-01-25

ブログ(会員限定)

甘利大臣のスキャンダル発覚で日本株は底入れか? PART2

日経平均は今日の上昇(152円高の1万7110円)で年初からの下げ幅(3016円)の3分の1戻しを達成した。一方、世界同時株安の元凶とも言える原油価格はWTI先物が木曜日の安値26ドル台半ばから本日は32ドル台後半まで急反発。「原油売り・株売り」を仕掛けていたヘッジファンドなど投機筋は、先を争って買い戻しに動いたようだ。甘利大臣のスキャンダルは、日本株のみならず、世界同時株安の原因の1つにもなっていたと私は睨んでいるが、スキャンダルの正体が見えたことで、悪材料出尽くしによる空売りの買戻しが一気に進んだ面があると思う。多くの読者は、甘利大臣のスキャンダルが原油の急落や世界同時株安を引き起こしたと言っても、そんなことあるわけないと思うかもしれないが、原油や株などのリスク資産が売られた結果、何が一番買われたかを分析すれば、それは一目瞭然である。世界的なリスクオフの結果、最も顕著に起こったことは、円高である。そもそも、かつての欧州債務危機やリーマン・ショックでもそうだったのだが、世界的な金融不安でリスクオフが起こると、安全資産として円が最も買われるのである。正直言って、円はまったく安全ではない...