2016-01-13

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原油の底打ちを確認するまで油断は禁物

日経平均は今日、今年になって初めて上昇して終わった。大発会からの6日連続安は戦後初めての記録だそうだが、下落トレンドで発生した歴史的な記録は、また新たな悪い記録の呼び水にもなるので要注意だ。今日大幅反発したからといって、おいそれと押し目を買いに行けるような状況では決してない。何度も同じようなことを書いているが、原油価格の底打ちを確認しない限り、世界同時株安は終息しそうにない。原油価格のトレンド転換を確認して初めて、機関投資家も本腰を入れて押し目買いに動いてくる。それまではヘッジファンドなど目先筋の売り仕掛けや、彼らの空売りの買戻しによって、大荒れの相場が続きそうだ。問題なのは、原油の需給関係が好転せずに、供給過剰感が極めて強いことにある。今年からイラン産原油と米国産原油が新たに世界市場に流入する一方で、世界経済の低迷からそれを楽々吸収するほどの需要は産まれそうもない。それがわかっているから、ヘッジファンドはこれでもかというほど「原油売り・株売り」をセットで仕掛けてくる。前回指摘したように、今週末は米国市場でオプションSQがあるため、それを通過すると相場の流れが変わる可能性が出てくる。目...