ブログ(会員限定) 日経平均2万円の壁は予想外に厚い PART6
日経平均は4日ぶりにようやく反発した。もちろん、3カ月に1度のメジャーSQを通過したことが要因だが、来週は16日にFOMC(連邦公開市場委員会)で米国が利上げに踏み切る見通しであり、さらに週末金曜日には日銀政策決定会合、米メジャーSQと今年を締めくくるイベントが控えている。相場は株、為替、商品いずれも荒れ模様になることを覚悟する必要がある。私はここ2カ月ほど、「日銀の追加緩和はもうない」と言い続けてきた。日銀は追加緩和どころではなく、手のひら返しで来年後半から「出口を模索する」方向だと予想してきた。というのも、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)と3共済が今年10月に運用方針を統合し、株式の運用比率を50%(日本株+外国株)に引き上げると同時に、国債の運用比率を劇的に低下させるポートフォリオの見直しがほぼ終了したからだ。つまり、市場で日本国債を大量に売ることのできる機関投資家がいなくなったため、日銀が年間80兆円も国債を購入するのは事実上不可能になりつつあるのだ。ゆうちょとかんぽはまだ大量に国債を保有しているものの、すでに民間企業になったため、政府が国債を売れとは強制できない。こ...
