2015-10-23

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ドラギ・マジックに怯えたヘッジファンド

日経平均株価は今日、389円高の1万8825円と一昨日に続く大幅高となった。一時は479円高まであった。当面は8月28日につけた戻り高値1万9192円を更新できるかどうかが焦点になるが、節目の1万9000円接近では個人だけでなく機関投資家からも戻り売りやヤレヤレ売りがかなり出るだろう。それにしても、きのうの欧州中央銀行理事会後の記者会見で、ドラギ総裁が追加緩和に言及するのは当然と見られていたのに、なぜ、市場はここまで過剰に反応したのだろうか。ちなみに、きのうNYダウは320ドル高、ドイツDAX指数は253ポイント高で、日経平均先物はCMEで500円高近辺まで急騰していた。あくまでも推測だが、やはり先週末のNY市場のオプションSQ通過で、主要ヘッジファンドのポジションは巻き戻し(アンワインド)が一巡して、かなり中立な状態になっていたと思われる。それがドラギ発言で、いわゆる「リスクオン」になり、買い仕掛けに動いたファンドが多かったと推測される。しかしながら、空売りのポジションがそれほどたまっていないだけに、ショートカバーの買い(空売りの買戻し)が連続的に入るとも思えず、踏み上げ相場のように...