ブログ(会員限定) TPP関連株は関税絡みよりも規制緩和絡みが本命 PART2
前回のブログで、このタイトルを付けたにも関わらず、TPP(環太平洋経済連携協定)に関連する銘柄について何ひとつ書かなかったことを、まずはお詫びしておきたい。しかしながら、関税が撤廃される品目に関わる銘柄の人気は、やはり非常に短命で、2日目か3日目には大幅に反落するものが多い。一方、規制緩和絡みの銘柄群は、消費者金融などのノンバンクに代表されるように、人気が長期化している。これは規制緩和によってどの程度の影響が出るか、現時点では把握できないうえに、業容を一変させるほどのインパクトがあるかもしれないからである。関税の削減や撤廃では、一時的に業績に大きく寄与するかもしれないが、業界が横並びで恩恵を受けるので、業界内競争によって利益成長は限られてしまう。しかし、規制緩和の場合、本来その会社が持っているはずの収益力が規制によって縛られ、場合によっては全く稼げなくなっているものが、本来の力を存分に発揮できるようになる点で、利益成長に直結しやすい。つまり、株高が継続しやすいのである。米国企業の国際競争力が飛び抜けて高いのは、80年代のレーガノミクスによる規制緩和の恩恵が非常に大きい。規制によって特定...
