ブログ(会員限定) 日本株の正念場、TPP閣僚会合 PART2
米アトランタで開かれているTPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会合は延長戦に突入した。以前から10月2日までの3日間になるかもしれないと言われていたから、それほどサプライズにはならなかったが、議長国の米国が延長を決めた以上、今回は何としても大筋合意に持ち込む腹づもりなのだろう。きのうと今日の日本株が予想外に強く推移したことも、結果的にTPPに対する米国政府の本気さが感じ取れる。私は以前から今回のTPP閣僚会合が決裂したら日本株は暴落してもおかしくないと予測してきた。日経平均は先月29日に714円安の1万6901円と急落し、それまでかろうじて維持してきた1万7000円の大台をあっさり割り込んでしまったので、今回のTPP閣僚会合は決裂なのか?とも思われたが、これは前回書いたように、スイスの資源会社グレンコアやフォルクスワーゲンのメインバンク、ドイツ銀行の経営危機説が原因だった。TPPはあくまでも多国間交渉なので、インサイダー取引はできないのが建前である。しかし、実際には交渉のキャスティングボートを握っているのが米国だけに、彼らだけは今回の閣僚会合の落としどころを知る立場にあった。つまり、イン...
