2015-08-28

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半値戻しは全値戻し

日経平均はあれよあれよと言う間に1万9000円の大台を回復した。今日の終値は561円高の1万9136円だが、戻り局面でも値幅が大きくなっていることがポイントだ。今回は8月11日の高値2万946円から26日には一時1万7714円まで下がったため、下落幅は3232円。今日までの上昇幅は1722円。つまり、今日で下げ幅の半値戻しを達成したことになる。 「半値戻しは全値戻し」という相場格言がある。相場格言でも、大して当たらない格言もあるのだが、これは結構当たる格言の部類だ。ただし、今回に限っては、全値戻しを達成するには、日本の構造改革の起爆剤になるTPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意が必要だろう。というのも、中国株はもちろん、経済が好調な米国株すら全値戻しがかなり難しいからである。今週26日、オバマ大統領の要請で40分前後におよぶ緊急の日米首脳電話会談が開かれた。当初はTPP合意に向け「引き続き日米で連携していくことを確認した」などと報道されたが、27日になって、オバマ大統領から9月中にTPP閣僚会合を開いて大筋合意を目指す方針が伝えられたとのニュースが飛び出した。これはTPP関連株だけで...