2015-08-21

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消化難のチャイナリスク PART2

今日は中国の株価指数先物の精算日(SQ)にあたる。米国も今日が株価指数オプションの精算日である。前回、中国株の急落は「SQ2日前の急落の急所を狙った売り仕掛けが原因だ」と書いた。SQ前日に売り仕掛けを行なうということは、現物株の取引でいえば、大引け間際の2時58分ぐらいに大量の売りを出すのと同じだから、株価操縦の疑いで当局に睨まれてしまう。しかし、今回はそのSQ前日にギリシャのチプラス首相が突然辞表を提出し、総選挙を行なうと表明した。どう考えても、このタイミングでやるのは不自然過ぎる。何しろ、きのう正式にユーロ圏の救済基金ESM(欧州安定メカニズム)の理事会で約11兆8000億円の金融支援を正式に承認されたばかりである。ユーロ各国の首脳は、またチプラスに「してやられた」と思っていることだろう。話を戻すと、きのうの夜から今日にかけての世界的な株価の急落は、ヘッジファンドの売り仕掛けが要因であるのは間違いないが、そのきっかけを作った犯人がチプラス首相であり、国家のトップである彼を株価操縦の疑いで取り締まることは不可能である。しかし、どう考えても、チプラスとヘッジファンドが共謀しているとしか...