ブログ(会員限定) TPP大筋合意先送りをどう読むか PART3
前回、5日の日経平均が一時194円高して年初来高値に近づいたのは、次回のTPP閣僚会合の日程が決まりかけたからでは?と書いた。ところが、翌日には「8月中に次期会合を開くことを日本政府が断念した」と報道された。確かに、開催日程の協議をしたからこそ株価も大きく動いたのだろうが、9月以降に延期されたにも関わらず、日経平均は今日で3日続伸である。一体どうなっているのだろうか。TPP交渉の主導権を握っているのはあくまでも米国である。今回、日本政府が8月中の閣僚会合開催を断念したのは、米側の交渉担当者が夏休みに入って連絡が取れなくなったからと言われる。連絡がつかないかどうかは別として、要するに米国が今月中はやらないと決めたのだろう。ちなみに、今月末にはASEAN経済閣僚会合が開かれるので、チリ以外のTPP参加国の経済閣僚は全て顔を合わせることになる。来週は「お盆休み週」なので、例年、多くの投資家がその直前にかなりポジションを整理する。特に信用買いの多い個人投資家は結構思い切って処分売りを出すために、まさに今週は信用買い残の多い銘柄ほど急落しやすかったと言える。そこを狙ってヘッジファンドが売り仕掛け...
