2015-07-29

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月末のTPP大筋合意を織り込む相場に PART5

今日はファナック・ショックとも呼ぶべき1日だった。きのうのNYダウが189ドル高、CMEの日経225先物もわずかながらプラス圏で戻ってきたにも関わらず、今日の日経平均は前場で一時123円安まで売られ、ほぼ終日マイナス圏で推移した。きのうの大引け後に、ファナックが大幅な業績の下方修正を発表したからである。ちなみに、今日の上海総合株価指数は一時1%ほど下落したものの、大引けでは126ポイント(3.4%)高の3789ポイントと大幅高になった。しかし、今日は中国株というよりも、中国向け主力のファナックの受注が急減し、アナリスト予想を大幅に下回る業績の下方修正が嫌気されて、ファナック株は一時3485円(15%)安の1万9985円と5か月ぶりに2万円の大台を割り込んだ。ファナックは今年3月、自社株買いと配当を合わせた5年平均の総還元性向を8割にすると発表し、株価が20%以上急騰したのだが、中国株の急落と今回の悪材料発表の相乗効果で、年初からの上昇分がすべて吹き飛ばされた格好だ。ファナック・ショックの連想で電機・機械セクターを中心に中国関連株が軒並み値を崩したため、今日は日本株だけがマイナス圏に沈ん...