ブログ(会員限定) 中国株暴落がギリシャを上回る火種に
中国株の暴落が止まらない。上海総合株価指数の下落率は3週間で3割を突破した。中国政府が信用取引による株価の急騰を放置したことが元凶だが、最大の間違いは中国政府が株式相場をコントロールできると自惚れていたことにある。毎日のように打ち出される株価対策はどれも小粒で、投資家の投げ売りを思いとどまらせるには力不足が否めない。今日も上海総合株価指数は約6%の急落で終わったが、先月の高値から40%以上も急落し、最も問題視されていた創業板指数(チャイネクスト)は、7月に入って初めて反発(0.5%の上昇)して終わった。もっとも、売停銘柄がほとんどなので、この反発は額面通りに受け取れないものの、変化の兆しとして受け取るべきだろう。日経225先物は今日の夕場で1万9450円、きのうの現物の終値比830円安まであった。出来高も16万6000枚と今年2番目の水準に達していて、セリング・クライマックスになった可能性があると見ている。ギリシャ問題は以前から書いているように、半ばエンドレスで相場にもこの5年間で8割、9割方織り込まれたと考えている。
