ブログ(会員限定) ギリシャの国民投票は9割方織り込み済みか PART2
ギリシャの国民投票は緊縮策反対で決着した。これを受けて日経平均株価は一時2万円割れ寸前まで急落したが、引け間際に「バルファキス財務相が辞任表明」と伝わり、100円近く戻して引けた。中国株が政府の株価テコ入れ策を嘲笑うかのごとく下げ止まらず、今日も上海総合株価指数が朝方の急反発から一時下落に転じたことも、日経平均の下げに拍車をかけた。しかしながら、夕方5時過ぎの段階で日経225先物は2万270円と現物終値よりも150円以上高くなっている。欧州株式市場も概ね1%前後の下落率で収まっていて、結局、下落率は日経平均の一時2.5%安が最大という間の抜けた展開になってしまった。ギリシャ関連では今日の夜に独仏首脳会談、明日夜にユーロ圏首脳会議が開かれるが、チンピラと化したチプラス首相とはまともな交渉はできないと判断するかもしれない。すでにバルファキス財務相が辞任表明していて、次の財務相が就任するのを待つ可能性もある。それまでは、欧州中央銀行による緊急流動性支援(ELA)の継続が関の山だろう。EU側は、最終的には2回目の債務再編・借金の一部棒引きに応じざるを得ないだろうが、支援条件にチプラス首相の辞任...
