2015-06-29

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多方面からの悪材料に注意 PART2

ギリシャのデフォルト問題がいよいよ正念場を迎えている。日本時間で先週金曜日の大引けの段階では、月末のIMF融資の返済を巡ってギリシャと支援先のEUなど債権団の間で交渉合意間近と伝えられていたが、ギリシャ側が突然、一方的に債権団が提示した債務削減策を国民投票にかけると言い出し、交渉が決裂した。私は以前から、ギリシャがユーロ圏にとどまったままで2回目の債務再編・一部の借金棒引きを行なうと予想してきた。今回がまさしくしそうなると予想するが、主要メディアの多くがグレグジッド=ギリシャのユーロ離脱を煽るものだから、専門家でもそれを予想する人が結構いるし、それを恐れる投資家が少なくない。しかしながら、私はギリシャのユーロ離脱の可能性は非常に低いと一貫して予想してきたし、仮にそうなったとしても、その悪材料はもう、1000回位は様々な相場に織り込まれているから、大したインパクトはないと思う。市場もさすがにギリシャの悲観シナリオはもううんざりと飽きてきた感じだ。確かに、今週ギリシャが国民投票をするなら、市場もそれに一喜一憂する形で大揺れとなるだろう。今週末は米雇用統計も控えている。欧州市場がヘッジファン...